「パンサー」-時を経て魂を持った車②-
今日は車についての思い出を語る後編でございます。
昭和59年式のチェイサーのオーナーとなった僕はカテキョバイトを始め、ちょうどおとずれたやど祭での車出しをし、大学にも買い物にもクラブにも旅行にも就活にもとにかく車で出かけるようになりました。
一番遠くまで行ったのが三年生の夏の山形県鶴岡市。二週間で二往復(ほぼ下道)とかまぁよくやったもんだ。
山形行きの車でどんなノリか“このチェイサーに名前をつけよう!”ってことになり、天才コピーライターまるこによって“パンサー”と名付けられました。
パンサーはとにかく不思議な車。
110キロ超えて走るとちんこんちんこん鳴るのは昔の車ながらのご愛嬌としても
勝手にドアロックしたり勝手に解除したり。基本は車外に出てドアを閉めると間違いなくオートロック。最新仕様顔負けw
助手席に乗っていたぜんぽが落とした食べかけのあんパンはついに最後まで出てこなかった。落とした瞬間を僕も横目で見てたのに。すぐ探したのに。当然ドアも閉まっていたしその後車内をくまなく探したし。“時にパンサーは飯を食う”とゆー小学生並みの結論に達せざるを得ませんでした。
そして収納力が半端ない!パンサーはトランクを開けっ放しにして荷物をフリーズさせるのです。
今までに運んだ物は
自転車(企画っ子はかなりの人がお世話になったのではw)、メルナイトに使う大量の暗幕全部、箱木家の棚、よっしーの家のもの全て(二往復半)、やど祭Sあ御輿…よく頑張ってくれました。
パンサーが快調に動いてくれるかは本当にこいつの気分次第。遠藤君に乗らせるとなぜか毎回動かなくなり、一方僕は 自らのミスで何度かJAFと仙一のお世話になりました。。。
今までにパンサーの経験した故障&アクシデント&違反は
助手席のパワーウインド壊れる、脱輪、バッテリー上がり、バッテリー取り付け不具合で動かなくなる、駐禁、スピード違反、ガス欠、エアコン壊れる、駐車場でポールにこすってライトカバー割れる、カーステ壊れる、タイミングベルト切れる、パンク、筑波大学入構違反35点、運転席のドア壊れて永久に半ドア状態・・・
まさに伝説のオンパレード。。。
そんな中、対物・対人事故だけは起こさずに済みました。。パンサーが僕を守っていてくれたんだと思っています。
パンサーでは車体感覚が気持ち悪いくらいあって斜め後ろの景色も分かったから都内の幹線道路もタクシーと同じノリですいすい車線変更しまくってたんだけど、今は会社のちょっと大きめの車にまだ慣れてないっす。。。300キロ近く走ってもパンサーで走った30000キロの癖がなかなか抜けなかったの。。。
最近は、勘とか感性でなくきっちりとした判断とメリハリをもって運転していくって課題をもって練習しているよ。。
これから走るのは茨城の田舎道の国道ではなく都内の繁華街や住宅街。。一瞬の気の緩みさえあっちゃ駄目だし、そうでなくても危なっかしい運転してたらお客様不安にさせちゃうもんな。。
頑張ろう!
車の話ばっかですんませんでした☆明日は反響がけっこうあったあの企画の第2弾!!!!!